ポルト・チェルボは、エメラルド海岸(コスタズメラルダ)の高級リゾート地として有名な場所なのですが、毎年シーズン前の5月にワインフェスティバルが開かれます。
サルデーニャのワイナリーのほか、イタリア本土のワイナリーなど今年はおよそ70のカンティーナが出展しました。
金土日と3日間にわたって開催されたのですが、私は最終日の日曜日に行きました。
今年の私のお目当ては、ソムリエ世界チャンピオンのルカ・マルティーニのガイドによるワインの試飲。
HPには、どのワインかは記載されていなかったのですが、白は、パーラ Pala のエンテマーリ Entemari (2010,2012,2013年)、赤は、サンターディ Santadi のテッレブルーネ Terre Brune (2007,2009,2012年)と、アルジオラス Argiolas のトゥリーガ Turriga (2007,2010,2012年)というサルデーニャを代表するワインの豪華なラインナップ。
垂直試飲の場合、通常は若い年のワインから始めるのですが、ルカ・マルティーニは、古い年から始めました。若い年から始めると、タンニンなどが口の中に残り、次のワインをよく味わうことができないからとのことで、非常に納得。
一人でワインをじっくり味わうのも良いけど、ソムリエのガイドがあると、よりワインを楽しめます。
9種類のワインを試飲したところで、もうワインに関しては、大満足。ほんの一口ずつの試飲とはいえ、車を運転して帰らなくてはならないので、友人とフードの方へ移動。
冬にお客様を案内したからすみの生産者や、とってもおいしいキャビアやオリーブオイル、チーズなど、デパートの地下の食料品売り場の大試食大会といったかんじなのですが、昨年のほうが内容は充実していたかな?
その後、ワインの方へ戻ったのですが、午後からは、すごい人出でした。昨年までは、ワインフェスティバルとフードフェスティバルが違う期間に開催されていたのですが、今年は、ワインとフードが一緒で入場料も昨年の倍になっていたので、来る人が少ないかなと思いきや、そんなことは全くありませんでした。
ワインフェスティバルは、いつもと同じコンフェレンスセンターで行われ、体育館くらいの広さで一周するのはあっという間なのですが、ワイナリーの方の話を聞いたり、引き続き色々なワインを試飲したり、知人友人と話したりしているとあっという間に時間がたち、終了時間の7時になってしまいました。朝の11時から、ずーっとワイン!