【サルデーニャ島オルビアおすすめレストラン】インアクア

オルビアサルデーニャおすすめレストラン サルデーニャおすすめレストラン

友人に誘われ、オルビアのルンゴマーレにあるレストランでの夕食に行ってきました。オルビアの中心地は海沿いのルンゴマーレの整備がすすみ、町の雰囲気が海を感じられるようになってきました。そのルンゴマーレに今年開店したレストラン、インアクアでエミリアロマーニャ州のワイナリー、テヌータ・マーラとコラボの夕食。

テヌータ・マーラはビオディナミのワイナリーで、数年前にサルデーニャ島のガッルーラ地方のワイナリー、マゾネ・マンヌも傘下に収め、現在はマゾネ・マンヌもビオディナミでワインをつくっています。

ビオディナミのヴェルメンティーノ。香りは穏やかで優しい味わい。

ビオディナミのヴェルメンティーノ、フンターナ・マンナ

まずはアミューズ。

オルビアおすすめレストラン

そして、スズキのお刺身。カルパッチョというよりも、少し分厚くて日本のお刺身のよう。大根のツマのように見えるのは、フィノッキオ。サルデーニャで生のお魚を食べると、やっぱりそんなに新鮮ではなくて、がっかりすることも多いのですが、このスズキのお刺身は、新鮮でとろけるように甘くとっても美味。友人たちと目くばせをして頷きながら食しました。席を共にしている友人がうっとりとした表情で食べているのを見るのは嬉しいですね。

サルデーニャおすすめレストラン

一皿ずつ、お皿に合わせてワインが出てきます。

ビオディナミワイン
Maramato
ビオディナミイタリアワイン
ちょっと色は鮮やかではないですが

一般的なロゼワインの風味とは全く違う、ロゼ、マラマート。個人的には、この日、一番興味深かったワイン。このロゼワインに合わせられたのは、ウサギ肉。

オルビアおすすめレストラン

赤ワインに移ります。

いかにもビオディナミという感じの赤。最初は、猫のおしっこのような香りがあったけれども少し経つと消え、味わいも最初はゴツゴツしていたけれども段々と柔らかくなりました。このワインとは、マイアリーのトルテッロ。中に入っているお肉が香ばしく焼いたサルデーニャ名物の子豚の丸焼きを食べているようで、びっくりしました。

サルデーニャおすすめレストラン
マイアリーノのトルテッロ

テヌータマーラ tenura biodinamica mara
ガンベロロッソでトレビッキエーリのワイン、マーラミア

ビオディナミと言われなければ気付かないような前のワインと対照的な、ガンベロ・ロッソで3ビッキエーリの赤、マラミーア。余韻も長くとてもおいしい。こちらは、とろけるような牛肉の赤ワイン煮込み、ストラコットと。ザクロのソースも美味。

オルビアレストラン
ストラコット

最後はシャンパーニュ方式のメトード・クラッシコで作られたワインだったども、酸化したような香りと味わい。ちょっと残念。でも、デザートは、サルデーニャ島の形のなめらかチョコレート。サルデーニャ島の形を見ると嬉しくなってしまいます。

サルデーニャ島レストラン
サルデーニャ島の形のチョコレート

ビオディナミスプマンテ

夏のシーズン以外の時には、時々、レストランはワイナリーとのコラボディナーを行ったりするのですが、食事はイマイチのことも多いので、あまり期待せずに行ったのですが、ソムリエでもあり、おいしいものに目がない友人とも、もしかしてオルビアで一番おいしいレストランかも、ということで意見が一致。また、料理にソースの一部として使われていたオリーブオイルもとてもおいしく、こんなところからも良い素材を使っていることがわかりました。友人たちと、スカルペッタ(パンにお皿のソースを浸して食べる)してしまいました。
普段の食事メニューではなかったので、今度は普通の時にも行ってみたいねと話しました。天気予報は雨の予報だったのですが、雨にも降られず、大満足の夜でした。

Inaqua
Via Nuoro 15 Olbia

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