ナイフで有名なサルデーニャのパターダ村
サルデーニャ島には、サントゥ・ルッスルジュやアルブス、グスピニなどいくつかのナイフで有名な村がある。パターダ村はその一つ。サッサリ県では最も標高の高い場所にあるコムーネ(地方自治体の最小単位)。冬の寒さは厳しく、雪も降る。人口はおよそ3千人。人里離れた村へたどり着くためには、オルビア-サッサリを結ぶ幹線道路を降りてから、カーブの続く坂道を何十キロも上らなければならない。家からは、50kmほどとそんなに遠くないのだが、あまり訪れたことのない村であった。