Giovanni Montisci ジョヴァンニ・モンティッシ

Giovanni Montisci ジョヴァンニ・モンティッシ サルデーニャワインツアー

ワインがお好きなお客様からのご依頼で、ジョヴァンニ・モンティッシ Giovanni Montisci のカンティーナを訪れた。ボトル上部に細い縄状のものがついているワインのボトル。一度見たら忘れられない粗野な印象さえ受けるワインボトルの外観ながら、ワインの値段はそれなりにする。どのような作り手なのだろう?と半ば緊張してワイナリーを訪れた。

マモイアーダ村に入り、ワイナリーはどこかと探すと、マモイアーダ村の中にある一軒家。どうぞどうぞと、気さくな雰囲気のジョヴァンニ氏に言われて家に中に入ると、家の1階の奥がカンティーナとなっていた。

カンティーナには、ワイン樽がところ狭しと並び、プロシュートもぶらさがっている。サルデーニャでは、ちょっとブドウ畑を持っているふつうの人が自分の家用に自家製ワインを作る人は意外と多い。そのような雰囲気も残されている。自家製ワインを作る一般の人は、家庭菜園で、トマトやナスを作る延長のような感じだ。

話を聞いていくと、2004年に最初のボトル詰めをしたワインをつくる前は、メカニコ、車やトラクターの整備工だったという。もちろん、ワインつくりには整備工をしているときからパッションがあったし、自分の家で飲む自家製ワインは作っていたけれどね。と様々な質問に答えてくれる。

牛でブドウ畑を耕しているって本当ですか?とのお客様からの質問には、時々、食べっちゃったら、牛で耕せないけどね。とジョークが飛ぶ。でも、畑に草が生えている状態は好きではないので、とにかく耕して草が生えていない状態を保つという。今回は時間の都合でブドウ畑を見学はしなかったが、後日、マモイアーダに親戚がいる知人に、ジョヴァンニ・モンティッシのカンティーナに行った話をしたところ、あそこの畑は、牛じゃないと耕せないような場所にブドウ畑があるという謎に満ちた話を聞いたので、いつか機会があったら、ブドウ畑も見学してみたい。

樹齢100年を超えるぶどうの木からつくられるワインもある。そして、マモイアーダ村の白ぶどう品種といえば、Granazza。この白ワインもバリックでねかせる。

バリックから直接、注いでくれたGranazza。

大きなワイナリーのようなきっちりとした説明やテイスティングの準備があるわけではないから、その場の雰囲気で、話や試飲が進む。
小さなワイナリーなので、ジョヴァンニ氏が不在の時はワイナリー訪問は不可であるが、このようなワイナリーツアーもオーガナイズ、アテンドさせていただきます。(ワイナリーツアーのご依頼お待ちしております。)

Giovanni Montisci ジョヴァンニ・モンティッシ ワイナリー訪問

11月にはワインのプロモーションのため初めて日本へ行くということで、ちょっとドキドキしている様子だったのも印象的でした。

ガンベロロッソ トレビッキエーリ サルデーニャ
ガンベロロッソで最高点のトレビッキエーリも受賞している
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