9月14日から、サルデーニャ島を訪れる人は

サルデニア サルデーニャ

今朝は、雨と雷の音によって目が覚めました。
昨日の午後の数時間も激しい雷雨。サルデーニャ島のなかでは、1日で1か月分の雨が降ったといわれるほどの大雨に見舞われた場所もありました。
ずっと晴れの日が3か月も続いていたのですが、9月に入り、少し秋の気配のサルデーニャです。ただし、明日からまた、晴れの予報で、気温も30度くらいになりそう。
この時期は、ブドウの収穫の時期が始まり、ブドウ畑の持ち主は、天気予報ともにらめっこをしながら、収穫日を決めます。
1週間ほど前にお裾分けで頂いたブドウは、夏中の晴天を反映して、痛みやカビなどが全くない素晴らしい出来栄えだけれども、まだ、甘さがやや足りなく収穫を少し待った方がよさそうでした。

2020年夏のサルデーニャ島への旅行者は、どのくらいだったかとのデータも発表されました。
ロックダウン中やシーズン初めの大方のネガティブな予想に反して、2019年と比較して、20%減でしかなかったとのこと。
この数字には、正直、驚きましたが、確かに7月までは、例年と比べると旅行者が少なかったように感じましたが、8月になると、有名ビーチなどではソーシャルディスタンスが難しいほどでした。
2020年6月から8月にサルデーニャ島を旅行目的で訪れた人数はおよそ163万人。そのうち船でサルデーニャ島を訪れた人が106万1,165人で、84万8,932人が旅行が目的。
飛行機でサルデーニャ島を訪れた人数は、92万5,403人で、その中で、78万6,592人が旅行が目的。
サルデーニャ州の人口がおよそ163万人ですので、サルデーニャ州の人口の倍の旅行者がサルデーニャ島へ来たこととなります。

新型コロナウイルスは、8月中頃のディスコなどによるクラスターの影響を引きずり、まだ、新規感染者が増え続けています。
7月の終わりまでは、イタリアの中では、新型コロナウイルスの感染者がとても少ない州の一つであったサルデーニャ島は、8月に入って一転。
そのためもあり、もう夏のバカンスシーズンも終わりかけて、判断の遅さは否めないのですが、9月14日から、サルデーニャ島を訪れる人は、出発の48時間以内に新型コロナウイルスで陰性であったことを証明する書類を持参するか、もしくは、陰性が証明できない人は、サルデーニャ島に着いてから48時間以内に現地で、検査を受け、コロナ陰性を証明しなければならないこととなりました。
ロックダウン開けから、そのようにしていればよかったのに、と思いますが、その当時は、新型コロナウイルスを検査してくれる私的な機関などがなかったため、難しかったのも否めません。

9月11日のサルデーニャのコロナウイルスの状況です。
サルデーニャ州では、過去24時間に2,215件のPCR検査が行われ、65人の新規感染者を確認。
現在、61人が入院しており、さらに12人が集中治療室にいる。1,264人が自宅隔離。

イタリア全体では、10人の方が亡くなり、9万8,880件のPCR検査が行われ、1,616人の新規感染者を確認。

タイトルとURLをコピーしました