10月の終わり、北サルデーニャのワインツアーをアレンジ、ガイド致しました。まず、アルゲーロのセッラ&モスカへ。
アルゲーロの大きな見ごたえのあるワイナリ―といえば、セッラモスカ Sella&Mosca。
650ヘクタールの所有地には、500ヘクタール以上のブドウ畑が広がり、単体のプライベートのワイナリーとしては、ヨーロッパ最大面積を誇ります。
昔、カンティーナやブドウ畑で働いていた人たちのための小さな教会も残っています。
こちらでは、アントニオ・マラスがデザインしたラベルの新しいラインナップのワイン4種類(Oscarì, Mustazzo, Ambat, Catore)を試飲するコースへ。以前は、グラスで自由に試飲する形式だったのが、サルバトーレさんの解説付きで試飲できるようになりました。
アルゲーロといえば、トルバート品種。
アルゲーロ近郊でのみ栽培されるサルデーニャの土着品種、トルバート品種100%から、メトード・クラッシコ方式(シャンパーニュ方式)スプマンテ Oscarì 。
サルデーニャ内陸部で、後継者がいなく見捨てられたブドウ畑を再生して栽培されたカンノナウ品種から作られる Mustazzo は、さすが。セッラモスカの威信をかけたカンノナウ。