vini della sardegna

サルデーニャワイン

ワイン博物館 Museo del Vino

サルデーニャには、いくつかの魅力的な小さな博物館がある。教科書に載っているような有名な絵画や彫刻が数多くあるわけではない。行列してチケットを買ったりする必要のある博物館というわけでもない。小さな良質の博物館は、劇場の舞台のようだ。あるものは...
サルデーニャワイン

地中海沿岸西部地域でワインを最初に作ったのはサルデーニャ人

サルデーニャの人々が、ワイン用のブドウを栽培し始めたのは、3千年前にさかのぼるという。このことは、今まで考えられてきた、フェニキア人がサルデーニャ島に、ワイン用ブドウの栽培をもたらしたという説を覆すものだ。ジャンルイージ・バッケッタ教授率いる、カリアリ大学の研究チームが、2年前に、カブラス近郊のSa Osaヌラーゲ遺跡の井戸の底から15000個のブドウの種を発見。
サルデーニャワイン

ジャコモ・タキスとサルデーニャ

タキスを知ってるかい? ワイナリーの建築基準を学ぶ授業のなかで、その初老の上品な教授は、私の方を見て言った。人生経験豊富な先生は、しばしば、授業の内容から脱線し、色々なことを話してくれて、その内容は、真摯に人生を歩んできた経験からくる興味ある内容のことが多かった。
サルデーニャワイン

Benvenuto Vermentino 2016

昨年も参加した、ベンヴェヌート・ヴェルメンティーノ Benvenuto Vermentino に今年も行ってきました。 ヴェルメンティーノ vermentino は、白ワインのためのブドウの品種で、サルデーニャ唯一のDOCGワインである、ヴ...
サルデーニャワインツアー

Tenute Olbios テヌーテ・オルビオス

オルビオス Olbios は、幸福、繁栄を意味し、古代ギリシャ人が、オルビア(サルデーニャ北東部の町)につけた名前だ。その名をワイナリーにつけた、テヌーテ・オルビオス Tenute Olbios  は、オルビア中心部から車で10分ちょっとの...
サルデーニャワインツアー

オリアナス Olianas

知り合いのソムリエから、アンフォラで醸造してワインを作る生産者がいると聞いて以来、是非とも訪れたいと思っていたワイナリー、オリアナス Olianas を訪問する機会に恵まれました。ワイナリーを訪れて、ブドウ畑や醸造施設を見せてもらい、直接生...
サルデーニャの祭り、イベント

バルバジアの秋 ソルゴノ Autunno in Barbagia – Sorgono

サルデーニャ島内陸部のバルバージャ地方では、毎年、9月から12月にかけて、アウトゥンノ・イン・バルバージャ(秋のバルバージャ)、通称、コルテス・アペルタス Cortes Apertas というイベントが催される。 始まりは、1996年で、当初は、観光客の来ない秋に、村おこし的な要素で始まったのだが、もうすっかり秋の風物詩として定着しており、サルデーニャ中から、小さな村々に人々が押し寄せる。貸し切りバスなどで、グループで来るイタリア人も多い。
サルデーニャワイン

Vernaccia di Oristano ヴェルナッチャ・ディ・オリスターノの潜在力

きのこのリゾットを作るから、うちにおいでよ。と言われて、先日、ソムリエでもある友人宅へ行った。彼女は、ガッルーラ地方の標高660メートルの小さな町、アラ・ディ・サルディ Alà dei Sardi の出身。きのこはもちろん、彼女と87才の彼...
サルデーニャの祭り、イベント

i nebioli sardi

ネッビオーロは、赤ワインのブドウ品種のなかでも、最も偉大な品種の一つであるとされています。 イタリアを代表するワイン、バローロは、ネッビオーロから作られます。 そのブドウ品種、ネッビオーロがサルデーニャでも栽培されているのです。 栽培面積は...
サルデーニャワインツアー

Kent’Annos – Tenute Dettori デットーリ

サルデーニャで、自然農法や無農薬、ビオなどど言われるよりずっと前から、自然農法、ビオディナミそして、化学的な方法を用いない醸造方法を行ってきた先駆的なワイナリーのひとつであるだけではなく、ビベンダ BIBENDA 2016年版で、最高点である5グラッポリを2つ獲得した、サルデーニャ州で唯一のワイナリーであるなど、高い評価を受けているテヌーテ・デットーリ Tenute Dettori が経営しているアグリツーリズモ