CANAYLI vendemmia tardiva

花崗岩の町、テンピオ・パウザニアの老舗ワイナリー、カンティーナ・ガッルーラ Cantina Gallura。

テンピオ・パウザニアは標高600メートルに位置し、冬は雪が降ることもあるくらい寒い所なのですが、カトリックの司教区があり、趣のあるチェントロストリコのある、落ち着いた佇まいの街です。

カンティーナ・ガッルーラのエノロゴのディーノ・アッデイス氏は、イタリア醸造技術協会のサルデーニャ代表も務める著名で魅力的な方。数年前に隣の席に座る機会があったときに、ガッルーラ地方の花崗岩の土地が、ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラに唯一無二の最も重要な要素を与えると説明して下さったことが強く印象に残っています。

ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ・スーペリオーレDOCGのカナイリ Canayli は、カンティーナ・ガッルーラの主要なワインなのですが、わたしは個人的にあまり好みではありませんでした。が、カナイリのヴェンデミア・タルディーヴァが新たにリリースされ、しかも今年のガンベロロッソで3ビッキーエーリを獲得したと聞き、飲んでみたいと思ったのですが、なかなか売っているのを見かけず、やっと見つけたので早速飲んでみました。

香りは、穏やかで強くはないのですが、熟した白い果実やはちみつの香り。味わいは非常にまろやかで、やさしく包み込みこまれます。

従来のヴェルメンティーノとは全く違う側面を引き出していて、一口すするたびに、もう一口飲みたくなってしまうようなワイン。

カナイリ

Canayli Vermentino di Gallura DOCG vendemmia tardiva 2014 – Cantina Gallura

ガンベロロッソでは、驚く、びっくりする stupire という表現を使い褒めちぎっているのですが、わたしが信頼する bibenda では、香りが強くなく(私も同意見)、バランスがとれていない(この点に関してはわたしは違う意見)、フィナーレは、単調(確かに余韻はそんなに長くない)と3グラッポリの評価です。

ステンレスタンクのみの熟成。bibenda の評価もなるほど、と思う点もあるけれども、でも、もう1回、あの至福の時を過ごしたいと思わせるワインで、そんなワインに出会うのはそんなにしょっちゅうあることではありません。

http://www.cantinagallura.net/

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