夏になると、ヨーロッパ中から美しい海を求めてバカンス客が訪れるイタリアサルデーニャ島。
その中でも、サルデーニャ島北西部にあるラ・ペローザ・ビーチは、やはりサルデーニャ島を訪れたら一度は体験したいおすすめビーチです。遠浅の海は、小さなお子様にもおすすめ。
ラ・ペローザ・ビーチの呼び方ですが、ラは定冠詞のため、単にペローザとも言われます。

ラ・ペローザ・ビーチへの行き方。
ラ・ペローザ・ビーチは、サルデーニャ島北西部のスティンティーノという小さな町から4kmほど離れた場所にあります。
ほとんどのサルデーニャ島のビーチへ行くときと同じように、やはり車で行くのが最もおすすめです。サルデーニャ島で海へ行く人の99%の人は、旅行者も自家用車またはレンタカーで行きます。
ただし、有名なビーチへは夏の間はバスが出ているところもあります。
ラ・ペローザ・ビーチへもアルゲーロからは、夏の間はバスが出ています。バスを使うのは、どちらかというと免許や車を持っていない高校生などが対象。
ラ・ペローザは、あまりにも有名なビーチで人が多く来すぎるため、ビーチを守るために現在は予約制となり、人数制限をしています。ビーチへ入るためには、3.50ユーロの入場料がかかります。(12才未満の子供は入場料はかかりません。)予約は、こちらのラペローザのサイトからできます。

また、ラ・ペローザビーチでは、砂浜を守るために、ビーチの砂を外へ持ち出さないために、ビーチタオルの下に敷くゴザが必要です。ゴザは、インフォメーションポイントでも売っています。また、インフォメーションポイントの右手奥には無料のシャワー(冷水のみ)があります。
ビーチから出るときは、足についた砂をビーチへの入口のすぐ下にある水で洗い落します。

小島の上に建つ1500年代後半に建てられたスペイン時代の塔。
サルデーニャ島沿岸部には、100塔以上のスペイン統治時代の塔が残っています。

海は晴れた日とお天気が悪い日は印象がかなりかわります。曇りの日は、こんな感じ。


そして、ペローザビーチから車で5分もかからない場所にある、リストランテ・リナ。
丁寧でデリケートな味は、日本人の口に合うと思います。期間限定ではあるのですが、12種類の前菜が次から次へと出てくるメニューがとてもおいしくて2週連続で来てしまいました。可愛らしい小さな港を眺めながらの食事はとてもリラックスします。



デザートは、アルゲーロの郷土デザートですが、サルデーニャ中で出されるクレーマカタラーナにしました。味はクレームブリュレのようなかんじなのですが、生クリームやバニラを使わず、柑橘類で風味をつけるのがクレーマカタラーナ。歴史的には、クレームブリュレよりクレーマカタラーナの方が先にできたそうです。

コメント
[…] まずは、やはり、ラ・ペローザ。毎年、ありとあらゆるビーチランキング上位に入っている、超有名ビーチ。遠浅の海は本当に美しいです。ペローザビーチは、ペローザ島に建つ1500年代の塔とともに写真に撮られることが多いので、どこかで写真を見たことがある方もいらっしゃるかと思います。このペローザ塔の建つ小島までも、泳ぐにに自信のある方であれば泳いでいくことができます。 […]
[…] そして、新型コロナウイルスのため、旅行を見送る人も多いため、いつもは混雑する有名なビーチも比較的ゆったりしている。また、超有名ビーチは、人数制限をしているところもあり、例えば、サルデーニャ島で最も有名なビーチのひとつであるペローザは、今年からビーチへ入るためにウェブサイトから予約をすることができるようになった。そして、サルデーニャでは初のケースとなると思うが、ペローザビーチは、入場料をとる。この入場料は、ペローザビーチのあるスティンティーノのコムーネ(イタリアの市町村の単位)が受領し、ビーチの保護や清掃に充てられるそうだ。先に予約できるから、一人当たり、3.50ユーロで、着いてから、入れませんと言われるリスクがなく、タオルを敷く場所もないほど混んだビーチでストレスを感じることもないのは、個人的には良い仕組みであると思う。 […]