【サルデーニャ島のおすすめビーチ】ラ・チンタ

ラチンタ サルデーニャ島おすすめビーチ サルデーニャのビーチ、海

先週末から天気が安定してきて、本格的に暑くなってきました。そうなると、そわそわと、海へ行きたいという気持ちになってきます。

サルデーニャ島で、海で泳げるのはだいたい6月から9月頃まで。7月中旬から8月は、イタリア本土やヨーロッパ各地からの旅行客でとても混みあいます。その他の季節も天気が良ければ、誰もいない海辺を散歩するのもそれはそれで気持ちの良いものですが、筆者の住むサルデーニャ島北東部のビーチは、夏にはぎゅうぎゅうなのに、だーれもいないことも多く、本当に一人もいないとやはりちょっと怖い場合もあります。

6月中であれば、有名なビーチでもそんなに混みあうこともありません。風や波の天気予報をみて、昨日、どのビーチへ行こうかと考え、2021年初海は、サルデーニャ島北東部サンテオドーロ近くの有名ビーチ、ラ・チンタ La Cinta へ行ってきました。

ラ・チンタは、とても細かな真っ白な砂浜が5kmも続く、広いビーチ。個人的には、どどーんとだだっ広いビーチよりも、小さなこじんまりとしたビーチの方が好みなのですが、コロナ禍の2021年は、ソーシャルディスタンスが保ちやすい広めのビーチの方が良いかもしれません。夏になり、海に初めて行く日は、忘れ物がないか、そして、海へ行くリズムのようなものができていないので、ちょっと緊張します。

ラ・チンタ・ビーチに来たのは数年ぶり。敬遠していただだっ広いビーチでしたが、やはりこのやわらかな真っ白な砂とまるでプールのような海の水の色の前には、サルデーニャの自然がつくりだした造形美には、感嘆以外に言葉はありません。思ったよりも、人出は多かったです。

サルデーニャ島の真っ白な砂浜
真っ白で細かい砂

無料のシャワーや足を洗う場所ができていて、快適になっていました。サルデーニャ島のビーチは、かなり有名なビーチでもシャワーなどがあるところは少なく、筆者は夏には車にいつもペットボトルに水を1本用意しておき、車に乗る前に足の砂を落とします。チンタのように、砂が小麦粉のようにとても細かいビーチは砂の上を素足で歩くと気持ちが良い反面、細かな砂が足にくっつきやすいのです。

サルデーニャ島シャワーのあるビーチ
手前が足が洗えるところ

サルデーニャのビーチへは午前中に行くのがおすすめ。なぜなら、午前中の方が海水の透明度が高いからです。また、7月や8月であれば、朝早くビーチへ着かないと駐車場を見つけるのも難しくなります。

この日は風がないという天気予報に反して、段々と風がでてきました。風が出てくると海の様子もかわります。

2021年、コロナ禍のイタリアでは、屋内、屋外とも24時間マスクの着用義務があります。違反すると、多額の罰金を取られます。そのため、ビーチでのマスク着用はどうなのかしらと思っていました。
数日前のイタリア国営放送Raiのサルデーニャ版では、シーズンが始まったビーチで警察が密になっていないかをコントロールしている映像があり、でもマスク着用は大目に見ている様なニュースを報道していました。コロナ関連の規制は毎日のようにかわっていくので、ニュースを日々チェックする必要があります。筆者が行った日のラチンタビーチでは、さすがに、浜辺ではほとんどの人がマスクはしていませんが、駐車料金を払う場所では、マスク着用してくださいとの表示がありました。駐車場から浜辺までは、マスクをしている人もちらほら。ソーシャルディスタンスが保てない時のためにも、2021年にサルデーニャ島のビーチへ行くときにも、マスクを持参していくことをおすすめします。

イタリアでは、ワクチン接種がすすんでいるためか、新型コロナ感染者数は減少しています。

6月15日現在のワクチン接種状況は、24,28%のイタリア在住者がワクチン接種済み(2回のワクチン接種または、ジョンソン社の1回でよいワクチンを接種)。イタリアに住む48,20%の人が最低1回分のワクチンを接種を受けている。
本日6月15日ののイタリアの新型コロナ新規感染者数は、1255人。(PCR検査数は212112)。亡くなった方は63人。3月には毎日2万人を超える新規感染者がいたことを考えると、徐々に良い方向に向かっていると期待できそうです。また、サルデーニャ州の新規感染者数は22人。亡くなった人はいませんでした。

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