サルデーニャでは、フェスタなどでしばしば遭遇する、パナーダ。初めて食べたときは、独特の風味に驚きましたが、いかにもサルデーニャらしい食べ物。
パナーダは、トルタ・サラータ(甘くない塩味のタルト)の一種で、サルデーニャのミートパイのようなものです。地方により、いろいろなレシピがありますが、サルデーニャ島北部では、オスキリのパナーダが有名。オスキリでは、夏にパナーダ祭りまであります。
材料はいたってシンプル。脂身のない部分のぶた肉をサイコロ状に切り、ニンニク、パセリ、塩コショウで下味をつけておきます。
生地を包むのは、やはり熟練の技。
上下2枚の生地をきれいに閉じていきます。
180° のオーブンで30分焼いたらできあがり。
自家製のワインまで振舞っていただきました。