サルデーニャは、その美しい海のためか、夏のビーチリゾートのイメージが強いのですが、実は、トレッキングの宝庫でもあります。
サルデーニャで最も標高の高いのpunta molara (1834メートル) のあるジェンナルジェントゥ山岳地帯をはじめ、スプラモンテ、サルデーニャ北東部のリンバーラ山 (1362メートル) など、サルデーニャの山々でもトレッキングを楽しむことができます。
標高の高い山ではなくとも、イタリアの中で最も古い大地のサルデーニャは、地質学的な観点からみても様々な表情を持ちあわせているため、あちらこちらに行くたびに、サルデーニャの自然の魅力にとりつかれます。
その中でも、ティスカリは、サルデーニャのトレッキングの最も有名な場所のひとつ。
サルデーニャの絶景ポイントには、いつもワインをリュックに入れてトレッキングする、コンソルツィオ・サン・ミケーレのジャン二。写真撮って~と言われて撮ったけど、ボトルよりもお腹に焦点が合ってしまい、おなかが~と苦笑していました。サルデーニャの土着品種カニュラーリのワインGOLAの中身はその後の昼食時に、もちろんそのお腹の中へ。
ティスカリの感嘆すべき点は、たどりついた先に、まだ多くの謎に包まれた遺跡があることです。
・ここへたどり着くためには、人が一人通れるのがやっとの岩の隙間を通らなければならない。
・外からは、見えないため、隠れた場所となる。
・しかし、内側からは、外を「大きな窓」を通して下界をコントロールすることができる。
という利点を生かして先史時代から人が住んでいた跡がのこされていますが、多くは謎に包まれています。