イタリア・サルデーニャで現地観光ガイドという仕事をしていると、通常のサルデーニャ観光やサルデーニャ旅行とは違う、様々なリクエストをいただきます。今までで、最もかわった、そして興味深い仕事依頼は、チーズバエのハエを探してほしいという大学の生物学教授からの依頼でした。サルデーニャの市場に出回らないが有名なチーズ、カーズ・マルツを食べてみたいというリクエストは、イタリア料理レストランに関わる方々やイタリアの食に興味のある方からは時々いただきますが、カーズ・マルツのハエを見つけてほしいというリクエストははじめてでしたので、最初は驚くとともに、大学の研究レベルで考えられているハエの生態とはかなり違うことなどを知ることができ、私にとってもとても興味深い仕事をさせていただくことができました。
さて、話はそれましたが、頂いたリクエストは、サルデーニャの90歳以上の長寿の方々にインタビューをしたいというご依頼でした。昨年もサルデーニャにいらした、同じ病院グループの方々。昨年はサルデーニャの100歳以上の長寿者、チェンテナーリの方々のインタビューを希望されましたが、今回は、日数も増えたため、90才以上と範囲を広げて、一人でも多くのサルデーニャの90歳以上の方々にインタビューされたいとのご依頼でした。
世界のブルーゾーンの一地域であるサルデーニャ。ブルーゾーンとは、健康で長生きをしている長寿の方々が住んでいる地域で、サルデーニャのサッサリ大学のペス教授を含む方々が名付けた、世界に5か所ある地域。日本の沖縄もブルーゾーンに入っています。
そのため、医師の方々などから、サルデーニャの長寿の方々に会ってお話を聞きたいという依頼も時々受けます。しかし、いわゆる長寿食を食べるなどの長寿体験は比較的簡単なのですが、長寿の方、特にインタビューを受けてくださるという100歳を超える方々を探すのは、かなりの困難を極めます。そのため、多くの知人、友人の力を借りて今回の長寿ツアーをアレンジさせていただきました。
そして、今回実現した、サルデーニャの長寿ツアー。
テンピオ・パウザーニア、アウスティス、オジーニと3か所の町や村をまわりました。
中でもテンピオ・パウサーニアの90歳以上の方々のお元気で、聡明なことにはとてもびっくりしました。テンピオは、ブルーゾーンのコムーネではありませんが、オリアストラ地方の長寿の方々とは違った環境での、もしかしたら、日本のにやや近いような環境での長寿の方々との出会いは、とても印象に残りました。

サルデーニャの地元新聞、ラ・ヌオーヴァ・サルデーニャにも掲載されました。
こちらが、チーズバエ

そして、写真手前が、2年熟成のウジ虫チーズ、カーズ・マルツ


