5月4日月曜日から、ロックダウン段階的一部解除のフェーズ2に入ったイタリア。
今まで会うことのできなかった親戚や恋人に会えるようになったり、多少の自由な移動で、感染拡大などはどうなのか心配していた中、サルデーニャ州は、7日間連続で、新型コロナウイルスによる死亡者ゼロが続き、少しほっとしています。
現在のサルデーニャ州の状況は、
感染者数550人、入院患者数98人(その中で集中治療病床の入院患者は11人)、自宅療養中の感染者は452人。亡くなった方は、119人。
サルデーニャ州はイタリアのなかでも、新型コロナウイルスによる感染者や亡くなった方が少ない州の一つで、イタリア全体のほぼ0.1%の感染者数。
フェーズ2で、何が代わったのか、また、何がかわるのかをあげてみる。
5月4日から
散歩と運動
徒歩での散歩および、自転車での散策が可能となった。
閉まっていた公園が開いた。しかし、ビーチはまだ、散歩なども含めて入ることが禁止されている。(これには、サルデーニャの人々から不満の声。)
マスク着用とソーシャルディスタンスは義務づけられる。
バール、レストラン
持ち帰りのみ可。
5月18日までは、店内での飲食はダメ。
スポーツ
個人でのトレーニングは可。
別荘
サルデーニャ州に在住で、同居家族のみで、別荘の点検管理のためにサルデーニャ州内の別荘への移動が可。
5月11日から、
洋服店、靴屋、宝石店、化粧品店は11日から開くことができる。
また、5月11日から美容院、エステは、コムーネの市長(町長、村長)の判断で可となるコムーネもある。ただし、予約制で一人ずつ。
器具などは、除菌すること。
また、タオルなどは、使い捨てのものを使用すること。
フェーズ2に入っても、今週はあまり変化した感はありません。
スーパーマーケットや食料品店に入るときは、マスクと手袋の着用が義務づけられています。